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妻鳥純子

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Bravo! 東京アカデミー合唱団のJ.S.バッハ「マタイ受難曲」BWV244 1.Dez.2014

  • 妻鳥 純子
  • 2014年12月1日
  • 読了時間: 2分

2014年11月29日(土)東京オペラシティ コンサートホールに於ける、東京アカデミー合唱団50周年記念 第60回定期演奏会のJ.S.バッハの「マタイ受難曲」BWV244を聴いた。指揮:秋山和慶、管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団。東京少年少女合唱隊(児童合唱指揮:長谷川久恵)、 東京アカデミー合唱団(合唱指揮:木村美音子)チェンバロ:太田由美子、オルガン:和田純子、ヴィオラ・ダ・ガンバ:中野哲也。 この一ヶ月の間に、当合唱団の創立40周年の演奏、カール・リヒター、オットー・クレンペラー指揮の「マタイ受難曲」を聴き、備えた。この夏、チロル音楽祭とバイロイト音楽祭でオペラを聴いたときに、ドイツ語が聴き取れないことが大変残念だったので、今回「マタイ受難曲」を聴くにあたっては何としても耳でドイツ語を捉えたいと思っていた。演奏中ずっと舞台両脇に字幕が出るのでどうにか聴き取ることはできるのだが、長時間故に、ドイツ語を捉えることが出来ないことが多々あった。それでも予習のおかげで全体として大変集中して聴くことが出来た。 合唱団員は144名。大合唱だ。合唱団員の方々は、ほぼ1年位かけて勉強されている。心から尊敬する。福音史家畑儀文、イエス河野克典、ソプラノ岩下晶子、アルト谷地畝晶子、バス青山貴、ソリストの方々はそれぞれ心に染み入る演奏を聴かせてくれた。こういう宗教的な曲に対しては、私は拍手をひかえている。集中した演奏によって素晴らしい時をプレゼントされたことに感謝する。


 
 
 

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