新居浜市民合唱団 第10回記念定期演奏会 「春はオーケストラに載せて」 を終えて11.Mai .2015
- 妻鳥 純子
- 2015年5月11日
- 読了時間: 4分
3月29日(日)新居浜市民文化センター大ホールに於いて行われた「春はオーケストラに載せて」は、プログラムは4部構成で、大変盛り沢山の演奏会であった。会場は満席で立ち見の方がいらっしゃったと聞いた。会場の入り口には、山から切ってきたという桜の花が大きな花瓶に飾られ、花瓶の足元には菜の花が飾られている。舞台にコーラスの方々が並ぶと、春の花の色を思わせる衣装、紫、緑、ピンク…‥と大変美しい。 第1部はドイツ歌曲より、第2部はオーケストラに載せて「春の声」、「ウィーン我が夢の街」、「美しき青きドナウ」、「ラデツキー行進曲」。第3部はラフマニノフのピアノ協奏曲2番で、渡邉康雄氏の指揮のもと、ピアノ石川友美氏、瀬戸フィルハーモニー交響楽団の演奏は、演奏会の素晴らしい目玉だったと思う。 第4部は、オペラより「カルメン」の序曲に始り、ハバネラ、闘牛士の歌、ラストはヴェルディの「ナブッコ」よりの " 行け、我が想いよ " が新居浜市民合唱団の方々によって美しく歌われた。 一市民合唱団で、オーケストラと共に演奏会を開催することは、大仕事だったことと思う。 演奏会を終えて、出演者一同、感謝と喜びを込めて祝いの乾杯をした。
君よ知るや 南の国 「第2回 妻鳥純子 歌とお話 ドイツ歌曲への誘い 」
3月21日(金)ピアニストの急病で、ピアニストの石川友美さんが急遽ピアノを弾いてくださり、おかげさまで無事に終える事が出来たことは以前に載せた。3月29日の本番の後、風邪をひいたこと、諸処の仕事が重なり、更新がこんなに遅くなってしまった。 「第2回ドイツ歌曲への誘い」の受講者は第1回目の時から少し増えて42名だった。今回は、ナヴィゲーターとして西条市副市長の真鍋和年様が「ゲーテ」について話をして下さった。 Sturm und Drang という難しい言葉が出、ゲーテのことが話された。お話の内容は、難しいことを大変分かりやすく話してくださり、後日の受講者の方々の評判は上々であった。会の進行にあたって演奏に入る前に、真鍋ひろ子様が、日本語の朗読をして下さり、その後、私のドイツ語朗読、そして演奏に入った。後日4月28日に、西条市総合文化会館統轄館長烏谷輝雄様、会館長曽我部保次様、真鍋和年様、真鍋ひろ子様、日野恭子様と私で、会の反省と今後の方針について話し合った。一部のアンケートにも、朗読は、日本語の後にすぐに歌に入った方が解りやすいのではないか、と書かれていたこともあり、次回はドイツ語朗読を先にすることにした。当日の懇談会の写真を載せる。

(写真左から、烏谷輝雄氏、日野恭子氏、真鍋和年氏、妻鳥純子、曽我部保次氏、真鍋ひろ子氏)
「第3回 ドイツ歌曲への誘い」のお知らせ ″魔王 ( シューベルトとレーヴェ、そしてゲーテ ) ″
第3回 妻鳥純子 歌とお話 ドイツ歌曲への誘い(いざない) ~音楽談義を交えながら、ドイツ歌曲を鑑賞しクラシック音楽の深奥に触れていただく音楽サロン~
♪ シューベルト が ゲーテ に送った曲について ♪ 文豪ゲーテについて 他 演奏曲目 ・Erlkönig 魔王 C.レーヴェ、F.シューベルト ・Nähe des Geliebten 恋人のそばで(F.シューベルト) ・Schäfers Klagelied 羊飼いの歎きの歌(F.シューベルト) 他 講師 妻(めん)鳥(どり) 純子(すみこ) ナヴィゲーター 真鍋 和年 ピアノ 石川 友美 朗読 真鍋 ひろ子
妻鳥純子 東京芸術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修了。第42回日本音楽コンクール第3位、海外派遣コンクール松下賞受賞。 ミュンヒェン音楽大学に留学。元武蔵野音楽大学非常勤講師、元玉川大学非常勤講師。二期会会員。現在西条市在住。
石川友美 新居浜市出身。 くらしき作陽大学音楽科ピアノ専修卒業。同大学大学院修了。2015年3月に渡邉康雄氏指揮の下、瀬戸フィルハーモニー交響楽団とラフマニノフ、ピアノ協奏曲第2番を演奏。
2015年 6月20日(土) 開演 19:00(開場18:30) 西条市総合文化会館リハーサル室 入場料 2,000円(税込) 定員 30名 プレイガイド 西条市総合文化会館 西条市丹原文化会館 【主催・お問い合せ】 西条市総合文化会館 電話 0897-53-5500 E-mail info@sogobunka.com [URL.] http://www.sogobunka.com/
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